2020年楽曲10選
0曲目 フラッグ/三澤紗千香
フラッグ/三澤紗千香
— ぐちゃ (@urawastation) 2020年12月22日
シグナル(2014年リリース)(前レコード会社)のアンサーソング。青い涙が1番好きな曲ならフラッグは一番聴けてよかった曲。数回聴いた程度では語り切れない。
草野華余子(カヨコ)さん、ありがとうございます。2番の歌詞、直接的すぎません????こんなん死ぬが。#三澤アルバム
好きな曲とかそういう範疇を超えてしまったので、殿堂入りです。
こんにちは。
皆さん、今年はどんな年でしたか?いろいろありましたね。
僕はなんといっても推しの再デビュー、そして僕のサブスク(すぽちふぁい)デビューの年でした。
年末なので今年聴いて
・たくさん聴いたよ~ん
・いい曲だな~ん
・すきだよ~ん
と思った曲を10曲書いていきます。
・2020年に正式にリリースされた楽曲
・1アーティスト、1作品あたり1曲
をレギュレーションとして選んでいきます。よろしくお願いします。
※掲載順に意図はありません。
※作詞作曲編曲等間違えていたらすみません。こっそり教えてください。
- 1曲目 青嵐のあとで/sajou no hana
- 2曲目 いつか、また。/上田麗奈
- 3曲目 夜空/鈴木みのり
- 4曲目 嘘みたいなひこうき雲/黒岩悠希(cv. 篠原侑)
- 5曲目 突破口/SUPER BEAVER
- 6曲目 700,000,000,000,000,000,000,000の空で/LiGHTs
- 7曲目 キミのラプソディー/Mashumairesh!!
- 8曲目 あれから(絶望少女達2020)/大槻ケンヂと絶望少女達
- 9曲目 Colorful/AiRBLUE
- 10曲目 NEO SKY, NEO MAP!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
- まとめ
1曲目 青嵐のあとで/sajou no hana
TVアニメ『とある科学の超電磁砲T』新ED映像(sajou no hana/青嵐のあとで)
TVアニメ『とある科学の超電磁砲T』のED。
今年一番面白かったアニメの曲です。”天賦夢路(ドリームランカー)”編は下馬評だけでなく原作ファンの期待を大きく上回る素晴らしい完成度でした。
sajou no hanaさんのこういう路線の曲はボーカルとマッチしていてとてもいいですね。ダンまちのEDもめちゃくちゃ素敵でした。
超電磁砲のEDはさわやかな曲が多いのですが、それらすべてを上回るめちゃくちゃいい曲です。
瞬きひとつの間に過ぎ去っていく 青嵐のような君の後ろ姿が
滲んだ視界の中、おぼろになる。 誰もいなくなった 帰り道を歩いていく。
10年以上かけて描き続けられている、儚く一瞬のように過ぎ去ってしまう中学生の一年にも満たない時間が表現されている歌詞。sanaさんの透き通りつつも微かに消えてしまいそうな、それでいて力強さのあるボーカル。サウンド。何よりこのED映像。今までの映像は夏のさわやかさが強調されていましたが、Tの後半クールから冬服になっているように、秋から冬にかけての少し寂しげで透き通った色合いがめちゃくちゃ綺麗です。一度ED映像を見てほしいです。
アニメのタイアップ曲は、言うなれば”うける”曲が出てくるわけですが、歌詞がキャラクターの関係性を表している、雰囲気が作品にマッチしている等のバックグラウンドが重なることでOP・EDとしての意義が大きくなりますよね。青嵐のあとではフルで歌詞を見ると特に佐天さんとフレンダの関係性を強く表現しているように思われます。少し寂しいお話ですが。
何も言わずにそっと 消えてしまった。
どうして僕を 置いていってしまうんだよ。
佐天さんにおけるフレンダへの感情は今後の展開でもすごく大きなものになってきます。『とある科学の超電磁砲』16巻読んだ私は感情がぐちゃぐちゃになりました。自己紹介ではありません。
2曲目 いつか、また。/上田麗奈
作詞:RIRIKO 作曲:山田かすみ 編曲:笹川真生
うおおおおおおおおおおおおおおお。上田麗奈さんんんんんんん。
良曲生産声優アーティストこと上田麗奈さん。良い曲が多くてとても悩みました。
「いつか、また。」は上田麗奈さんの表現力、アーティスト性がめちゃくちゃ感じられます。”歌う”より”しゃべる”、”演技する”が強い曲です。曲調が結構エモーショナルでびっくりするぐらい起伏があるのですが、この感情表現力は”声優アーティスト”だからこそできるものなんだと思います。キャラソンでは表現できない、声優として積み重ねてきたものがあるからこそ出せる音楽性。よく声優が音楽をやるときに「キャラソンでいいじゃん」みたいなことを言う方がいて、確かに昨今の声優のソロデビュー乱立を考えると一理あるし、少し物申したくなるようなデビューもあったりするわけですが。声優が音楽を突き詰めることの意義の1つがはっきりとわかる1曲でしょう。
上田麗奈さんの曲については「いつか、また。」と「あまい夢」、「たより」でめちゃくちゃ悩みました。「たより」はレギュがなかったら入れてましたね…。
アルバムの他の曲も素晴らしいので、良ければ聴いてみてください。
3曲目 夜空/鈴木みのり
作詞:中村砂羽 作曲:h-wonder
TVアニメ『恋する小惑星』EDテーマ。本当に最高に素敵なアニメ、いや曲でした。
1話から完全に神アニメになるEDの入り。サビでパァと明るくなる。空の色の移り変わり。地学という学問の神秘性が色覚的に表現された映像と、夢を追う少女たちの悩みや友人(?)との関係性の中にある優しさとほんのりとした切なさが感じられる歌声とメロディーがゴリゴリに泣かしてきました。
僕らが描いた未来は 遥か遠い道の途中
涙も 笑顔も 分かち合えたらいいね
遠く光る空の彼方 探したいものがあるなら
信じよう1人じゃないから 歩きだせる
『恋する小惑星』や「夜空」というタイトル、そしてMVをみると”天文”という部分が強くイメージされると思いますが、この歌詞に見られるように、明確な夢や目標があって叶えようとする中で友人(?)と共に歩いていく、つまり”天文学”や”地質学”関係なく”地球科学”へ向きあう少女たちの物語がこの曲にも描かれているのだと思います。
鈴木みのりさんをがっつり追いかけてきているわけではないのですが、奇をてらったような曲(悪い意味ではないです)が多いイメージだったので、ストレートに素敵な曲やMVがとても光っているように感じます。とてもいい曲です。
4曲目 嘘みたいなひこうき雲/黒岩悠希(cv. 篠原侑)
作詞・作曲:山田裕介
TVアニメ『放課後ていぼう日誌』キャラクターソング。
方言キャラのキャラソン。僕はキャラソンをあんまり聴かなかったのでわかりませんが、これだけ完成度の高いキャラソンって なかなかないんじゃないでしょうか。篠原侑さんが『となりの吸血鬼さん』のイメージしかなかったので、アニメを最初に見たときは全く分かりませんでしたが、方言が今まで見てきたアニメのなかでもかなり上位に来るくらいすっと入ってくる自然さでとても驚きました。
で、まあ曲なのですが、曲調がとてもかっこよくてびっくりします。びっくりしてばっかりですね。最初恋愛ソングかな?って思ったんですけど、黒岩部長のキャラソンって考えたらこれは”海や釣りに対する思い”なんですかね。
しっとっと?しっとっと? 君と出会ったころからずっと
胸にしまったままのこの想いを
気づいて気づいて 届いて届いて
遠くに揺れる水平線を飛び越えるような
…あれ、やっぱり恋愛ソングか???
5曲目 突破口/SUPER BEAVER
作詞・作曲:柳沢亮太
今年1番アツかったアニメの曲。TV『ハイキュー!!TO THE TOP』OPテーマ。
SUPER BEAVERの歌詞はすっと入ってきますね。
今をやめないやめないやめない 最低条件だってもうわかっているから
今をやめないやめないやめない やめてしまえば叶わないから
「毎日やんねん。ちゃんとやんねん。」
まっすぐまっすぐ”ちゃんと”進み続けることがいかに難しいか。「北信介」が向き合ってきたことが詰め込まれていると思います。20話「頭」の北さんがユニフォームをもらったシーンは今年の瞬間最高涙腺崩壊速度(正常な状態から涙がとまらなくなるまでの速度)を記録しました。
SUPER BEAVERもいろいろあった(ネット情報)ようですが、こうやってアニメの曲を歌ってくださるのはうれしいですね。
正々堂々
(威風堂々)威風堂々
(正々堂々)正々堂々
(威風堂々)正面突破がしたいな
6曲目 700,000,000,000,000,000,000,000の空で/LiGHTs
作詞・作曲:かめりあ
【ラピスリライツ】LiGHTs「700,000,000,000,000,000,000,000の空で」(アニメサイズver)
TVアニメ『Lapis Re:LiGHTs』挿入歌。
今年アニメがそこそこうまくいったと思われる良曲生産コンテンツ。アイドルアニメの中では結構ごちゃまぜな設定で大丈夫か??とはなりましたが、キャラクターがかわいかったり、会話のテンポも心地よく、楽しめたアニメでした。
LiGHTsというユニットがアニメ内で初めてオルケストラ(ライブのこと)を行う際に披露された曲です。出サビで全員が散らばっていって移動しながらライブします。ファンタジー要素をよく生かせていますね。サビ前に全員が再び一つの場所に集まり、盛り上がるように転調するさまが、成長したメンバーが再び集まる様子を表しているように感じます。
振り付けもかわいいですね。僕あのサビの振り付けかわいくて大好きです。自分でもやろうとしたけどどうやってやってんのか全く分からなかったし、よく見なくても気持ち悪かったので結局辞めました。かわいくなりたいな。
7曲目 キミのラプソディー/Mashumairesh!!
作詞・作曲:Wiggy
TVアニメ「SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!」ED映像【特別公開】
TVアニメ『SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!』のEDです。
本当にいい曲でしたね。しばらく聞かないうちに神格化されていました。
曲もいいのですが、昨今のガールズバンド物ではあまり感じない”萌え”を感じました。キャラクターがかわいい。演奏シーンもかわいい。それが本当に良かったです。
もうちょっとあとちょっと
近づきたいな秒速5センチ
ここでヒメコのしっぽがほわんに近づいてるのがとてもいい…。映像込みで素敵な楽曲です。
あと、オタクが言っていた作詞作曲の設定、めちゃくちゃいいですね。
8曲目 あれから(絶望少女達2020)/大槻ケンヂと絶望少女達
大槻ケンヂとめぐろ川たんていじむしょ/大槻ケンヂと絶望少女達 『愛がゆえゆえ/あれから(絶望少女達2020)』 試聴動画
絶望少女達が帰ってきました。
あれから僕らにも いろいろあった
いろいろあったけど 生きていれば Good job
あれからみんなにも いろいろあった
げんきなら Good
たられば後悔したとて(したとて)
なるよになるしかならない(ならない)
あれから過去からそれより
これから何して生きよう(これから)
これから何して遊ぼう(これから)
生まれてきたならただそれだけで
それだけで Good job
これを読めば十分でしょう。
9曲目 Colorful/AiRBLUE
作詞・作曲:渡辺拓也
【AiRBLUE】CUE! 03 single 「Colorful」MV (full size)
本当に知らないコンテンツなのですが、めちゃくちゃ好きになった曲です。今年の夏にリリースされたのですが、完全夏曲(僕が夏に求めるさわやかさがすべて詰まった曲)ですね。CUE!ですか…。
本当に申し訳ないのが、ほとんど知らないコンテンツなのでこれ以上語ることができないことです。
10曲目 NEO SKY, NEO MAP!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
【限定公開】NEO SKY, NEO MAP! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 【TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』エンディング映像】
TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のED。
今年一番面白かったアニメの曲です。あれ?
これは…今年を代表するアニメソングだと思うのですが…皆さんどうでしょうか?
イントロのピアノ?から始まり、ストリングスっていうんですかね?オーケストラのように盛り上がってくる感じ。サウンドがきれいでまとまっているというか、とても聞き心地の良いメロディーですね。
あせらないで行こう ときめく時間を楽しんで もっと!
みんな自分が好きなこと 追求しちゃおう
虹ヶ咲が他のラブライブよりも“個”を強く押し出していることを表現したこの歌詞。
どこに向かうか まだわからないけど
面白そうな未来が待っていると
笑いあえる君がいれば嬉しい 今日もありがとう
さあこれからはそれぞれの地図
広げたら気軽に飛び出そう
夢見て憧れて
また夢が見たいんだ 見たい みたいんだ!
でも、その”個”は一人で作り出すものではない。どうすればいいか分からない。踏み出せない。そう悩んでいるときに支えになるのは……。一緒にすすもう。手を取り合って。夢に向かって。
ぽえみーになっちゃった。”みんなで個を作る”アニメのコンセプトがばっちり歌詞に表れている、そんな感じに解釈できますね。
最終話。転科試験。ピアノを弾き始めるところからED。この曲は侑が音楽科への転科試験で演奏した曲なのかもしれません。だからこの曲は「違う道へ進むけど新しい空のもとともに進んでいこう」という思いのもと作ったのかもしれません。ならば”みんなで個を作る”の”みんな”は侑(you)、つまり”あなた”も含まれているのではないでしょうか?
あなたのキャラクターたちへの思いやスタッフからあなたへの感謝の気持ち。最終話のエンディングのクレジットで絵の提供してくれた一般の人を載せていました。ファンへの感謝という言葉をこちら側から言うのはおこがましいですが、そう感じざるを得ませんでした。
まとめ
いかがでしたか?
こうやって書いてみると自分は結構アニメが好きなんだなと思います。そういう選曲が多いですね。
今年もありがとうございました。
来年もいい曲といいアニメといい飯を食っていきましょう
おわりだよ~